教育法

非認知能力の育て方_幼児期から伸ばしたい人生を豊かにする力

非認知能力の育て方_幼児期から伸ばしたい人生を豊かにする力 教育法

みなさん「非認知能力」って言葉を聞いたことありますか?

「非認知能力」とはテストなどでは数値化できない、子どもの将来の人生を豊かにする力のことで、コミュニケーション能力や、物事をやりぬく力などの能力です、これは幼児期だけではなく大人になっても役立つ能力でこれからの時代を生き抜いていくために必要な力だと言われています。

仕事でも困難な壁にぶつかりながら、やりぬく力って重宝されるもんね

今回はそんな「非認知能力とは?」、「どのように育てて行ったら良いか」
について紹介していきます。

なんで非認知能力が注目されているの?

非認知能力が注目された背景には急速な社会変化が挙げられます

価値観が多様化する中で、急速に変化する社会を生き抜く力を育てる上で非認知能力の注目が集まっています。

社会のIT化が進み高度なデジタル社会となる中で、主体的に新しい価値を生み出すための探求心や感性が大事になってきます。

そのような社会を生き抜くために必要なのが「非認知能力」なんです。

アメリカで40年以上に渡って行われた実験でも、非認知能力がその後の学力や収入に大きく影響を与えているという傾向も見られています。

必要性はわかったけど、具体的に「非認知能力」ってなにがあるの?

非認知能力の種類

まず代表的な非認知能力について紹介します。

代表的な非認知能力

何かに夢中になれる力
自分のことを好きだと思える力
気持ちを前向きにコントロールする力
他者とコミュニケーションできる力

何かに夢中になれる力

物事に対して意欲をもって夢中で取り組む能力も非認知能力の一つです。

子どもは大人が思っている以上に、いろんなことを考えています。

できなかったことをできるようにするにはどうすればいいんだろうと

子どもなりに考え、失敗を重ねながら何度も挑戦する気持ちを持っています。

意欲をもって取り組む力は一生使える能力だね

ここでパパ・ママたちが大事にして欲しいのは、
子どもが失敗しても安易に手伝ったりしないこと

見ていてもどかしい気持ちもあるかもしれませんが、その気持ちをぐっとこらえて、

子どもが自分自身で挑戦する機会を与えることが大切です。

自分のことを好きだと思える力

いわゆる自己肯定感のことです。

自己肯定感とはありのままの自分を受け入れる力のことで、
特に幼児期は一番身近なパパ・ママから愛されてることが何よりも大切です。

成功しても失敗しても、一番身近なパパ・ママは変わらない態度で接してくれる」そのような家庭環境を築いてあげることで、失敗やミスをしても前向きな考えで物事に取り組む力を伸ばしていくことができます。

自己肯定感を持つことが、何かにチャレンジしていくうえで大切ってことか

気持ちを前向きにコントロールする力

感情をコントロールする力も非認知能力の一つです。

コントロールするといっても、自分の感情を押し殺して我慢することではありません

ここで大切なのは「嫌だな」と思う自分の心に正面から向き合って、
目標を達成するためにはどうすれば良いかと自分の気持ちをコントロールすることです

僕も感情のコントロールが苦手なんだけど、子どもと一緒に成長していきたい

幼児期から感情のコントロールができるようになると、
困難があっても気持ちを切り替えて乗り越えれるようになります。

子どもが困難にぶつかったら前向きな気持ちになれるようパパ・ママもサポートしてあげなくちゃね

他社とコミュニケーションできる力

私たちは普段から色々な人と協力しながら仕事や、生活をしています。

その中で大切なのは、相手の気持ちを思いやりながら、行動することが大切です。

どんなにSNSやITが発展しても人とのコミュニケーションというのは変わらないからね

そのような中で協調性や、思いやる力を伸ばしてあげることで、
様々な人と上手にコミュニケーションが取れるようになります。

ここで紹介したのは、ほんの一例ですが
非認知能力があることで学習成績が向上するという研究結果もあります。

何故かというと、主体的に、粘り強く取り組む力があるので勉強でもその力を発揮できるからです。

非認知能力は子どもの才能を伸ばすための土台ということか

非認知能力の伸ばし方

じゃあ実際に非認知能力を育てるには普段の生活の中でどのようにしたら良いのでしょうか?

認知能力は参考書や問題を解いたりすれば良いけど、非認知能力ってどうしたらいいんだろう?

非認知能力を育てる上で大切なこと

こどもの非認知能力を育てるために大切なのは

「子ども自身が主体的に遊ぶ環境をつくること」

遊ぶだけでいいの!?

子どもにとって遊びは日々新しいことの挑戦です。

おもちゃや、工作、友達と遊ぶ中で子どもたちはどんどん新しいことを吸収していきます。その中で大事なのは子ども自身に何して遊ぶか決めてあげさせること、夢中でおもちゃで遊んだり、工作で新しいものを創造したり、友達とコミュニケーションを取りながら遊ぶことで、自然と非認知能力が養われていきます。

習い事はやらない方がいい?

幼児期から習い事をした方がよいのか悩むパパ・ママも多いと思います。

ここで大事なのは子ども自身がその習い事に興味を持ち楽しく取り組めるかということ。

誰だってやりたくないことを強制的にやらされるのは嫌ですもんね。

パパも子どもの時に、親に勉強しなさいって言われるのは嫌だった、、

かこパパ家では英語学習を早いうちに取り入れたいと思い、子どもが好きなディズニーやしまじろうのDVDやCDを流しながら子どもと一緒に踊ったり歌ったりしています。親子で楽しく遊びながら英語のリズムなどを学べるので、おすすめの教材の一つです。

こどもの自主性を育てる秘訣

最後に大事なのは、子どもが新しことに挑戦して中々上手く行かないときに

安易に手助けをしてあげないこと

見ているパパ・ママたちからすると非常にもどかしい気持ちになり、手伝ってあげたくなるんですが、その気持ちをぐっとこらえて子どもが挑戦している姿をそっと応援してあげてください。

大事なのは「子どもの自主性を尊重し、自由にやらせてあげること」

日々、色々なことに挑戦し、経験を重ねていくことで非認知能力を育てることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか、子どもに限らず大人なっても大事な非認知能力。

特に幼児期は脳の吸収力が高く、非認知能力を育てるのに大切な時期です。

ぜひ、子どもの自主性を大切に、より豊かな経験をさせてあげましょう!

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