秋の風物詩と言えばお月見!
お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しい明るい月を眺める行事のことで、十五夜ともいいますね
今回は「お月見ってどんな行事なの?」っていうお月見に馴染みのない子どもたちに
お月見について知ってもらうための絵本たちを紹介します。
パパはお月見団子が大好きです
お月見とは
まず初めにお月見の歴史と内容について解説します。
お月見の歴史
お月見の文化が広まったのは平安時代で、貴族たちが月を眺めながらお酒を飲み、管弦を楽しむことから始まったそうです、一般庶民の間でお月見が行われるようになったのは江戸時代ごろからで、無事に稲を収穫できた喜びをみんなで分かち合い、感謝する日だったそうです。
お月見のお供え物
お月見と言えば、お団子、ススキ、農作物をお供えしながら楽しむというイメージがありますが、それぞれをお供えする理由について解説します。
ここで予習しておけば子どもに聞かれても大丈夫だね♪
お月見団子
月に見立てた丸いお団子をお供えすることで、お月様に収穫の感謝をします。
地域によっては、サトイモをお供えする地域もあるそうです。
ススキ
秋の七草であるススキには、悪霊や災いなどから収穫物を守り、
次の年の豊作を願う役割が込められています。
またススキの葉っぱは鋭いので、魔除けの意味もあり、玄関や庭に飾ることで
無病息災を祈願する意味もあります。
農作物
お月見ではお団子や、ススキ以外にもその時期にとれた農作物を飾る地域もあり
サトイモや、栗、ぶどうなどもお供えする地域もあるそうです。
お月見をより楽しむための絵本10選
お月見を子どもと楽しむために、おすすめのお月見絵本を紹介します。
また読み聞かせの際には下記記事も参考にしてみてください
おつきさまこんばんは
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
空に浮かぶお月さまを、あかちゃんは不思議な生きもののように見つめます。
そのお月さまや、お月さまの前を横切る雲とお話をするように描かれた傑作です。
だんごたべたい おつきさま
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
きょうはお月見です。縁側には、おだんごが並んでおいしそう。
それをみたお月さま、おたんごが食べたくなってしまいました。するとくもが「とってきてあげましょう」。
くもくもにんげんにへんしんすると…「あっ、ぼくらのおだんごだよ!」子どもたちに見つかってしまいました。すると…?
身近な行事に興味を持ちはじめた幼い子どもたちに向けて、日本の伝統をやさしく伝える絵本シリーズ。お月見編。
おつきみおばけ
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
森の中に小さなおばけがいました。泣いているうさぎの子をなぐさめようと、
お月見のお団子に変身したおばけですが……。
パパ、お月さまとって!
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
娘に月をせがまれて、パパは長ーいはしごをたかーい山にたてかけ本当に月をつれてきた。
カールならではの楽しいアイデア絵本。
14ひきのおつきみ
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
夜は十五夜。みんなで、木の上にお月見台を作って、ごちそうも並べて、お月見です。
おつきみパーティー
出版社からの内容紹介(絵本ナビより)
白ひげじいさんの思い出話をきっかけに、お月見パーティーを開くことになった森の仲間たちは、その準備でおおわらわ。だけど、ついでに恋もひとつ実って……。
まんまるいけのおつきみ
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
季節と行事のよみきかせ絵本
ぽんたにとって、はじめてのお月見は…
かめじいさんからお月見の話をきいて、なまずのぽんたは興味しんしん。
でも、池にはふしぎな言い伝えがあって……。
さて、どうしたら無事にお月見ができるかな?
おつきみどろぼう
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
「おつきみ」の夜に読み聞かせたい、心温まる絵本です。
カバーの軸に、おつきみの《なぜ?なに?》や簡単なおだんごの作り方など、
役立ち情報コーナーがあります。
《おつきみ どろぼうって なあに?》
日本の伝統行事で、子どもたちは、お月見の日に限って、
よそのおつきみだんごをどろぼうしてもよいとされていました。
子どもたちは月からの使者と考えられていたからです。
♪こっそり こっそり おつきみどろぼう おつきみ こっそり♪
たぬきのお月見だんごは大きく、ねずみのは小さく、くまのは積み木みたい。
ところが、おおかみはお月見だんごを作りませんでした。
「おだんごなんかいらないよ。おいらのところには、だれもおだんごを食べにこないよ」
というおおかみに、おばあさんがお月見だんごの作り方を教えてあげます。
ぶたさんちのおつきみ
出版社からの内容紹介 (絵本ナビより)
ぶたさん一家は大家族。何をするにもみんなでやるよ。
大勢いると楽しいことがいっぱい。ほのぼの家族「ぶたさんち」の秋のお話。
今日はお月見。家族そろってすすきを用意して、お団子もたくさん作ったぶたさん一家。
ところが、お供えを飾りに行くと、「お月さまいないよ」「雲にかくれちゃった」。
すると、おばあちゃんが「お月さまが出るまでお団子パーティーにしましょう!」。
みんなでワイワイ楽しく食べているうちに…あれあれ、みんなお月見を忘れていない?
あわてて見にいったら、空にぽっかりお月さま。
それは、いつも元気なぶたさん一家をやさしく見守っているようで…。
さりげない日常的な出来事をほのぼのとしたタッチで綴る、愉快なお話絵本です。
まとめ
いかがだったでしょうか、気になる絵本は見つかりましたか?
子どもと一緒ににお月見の絵本を読んで楽しんだ後は、お団子とススキを準備して
みんなでお月様を眺めるのもいい思い出になるはずです。
家族みんなで楽しむ「お月見は」一生の思い出になるね♪
参考記事
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